ほくろ

ほくろとは

黒褐色で平坦なものから、肌色、黒褐色の隆起したできものまであります。おおきさも1mmのものから1cmのものなどバリエーションに富んでいます。

 

ほくろ(色素性母斑、母斑細胞母斑)はたいてい問題ありませんが、中には悪性黒色腫という癌が紛れ込んでいますので、区別が重要です。皮膚科専門医が区別にもっともたけていますので皮膚科で見てもらうといいでしょう。当院では2016年まで基幹病院に勤務し、悪性黒色腫の診断から手術、抗がん剤(オプジーボ、ベムラフェニブ)を使った治療の経験を生かして診療に当たります。ダーマスコピーという拡大鏡を使って分析します。手術希望の方は手術を行います。

ほくろ (色素性母斑)

 

治療

手術:通常は紡錘系に切除する日帰り手術です。直線上の傷跡が残りにくいくりぬき法という方法もあります。くりぬいて穴が開き、1ヶ月程度塗り薬を塗って平坦化させる方法です。すこしにきびあとのような凹みが残る場合もあります。1年くらいで赤みが続き、目立たなくなります。1ヶ月程度で傷が治ったあとはお化粧で隠すこともできます。手術のメリットは1度でなおり、再発がほとんどないことです。また、わかりにくいがんも診断がつくことです。

レーザー:ごく小さく平坦なほくろは、Qスイッチルビーレーザーで自費診療で治療することもありますが、再発することがあります。手術の傷跡を望まない人が再発も覚悟で選択する場合もあります。写真真ん中の少し白いところがほくろにレーザーを当てたあとで消えています。悪性黒色腫の議論もあるので、確実なのは手術です。

ほくろ レーザー治療後の写真

掲載同意済

 

炭酸ガスレーザーによる完全焼灼は当院では行っておらず、同等の治療は手術で行います。

ルビーレーザー

治療内容
治療部位を冷却し、シミにルビーレーザーを照射します。10日程度でシミが取れます。一時的に淡い赤みとなり1ヶ月程度で赤みは目立たなくなります。半分弱のかたは2-6ヶ月程度一時的に褐色となり次第に褐色も目立たなくなって終了です。

リスク、副作用
まれですが、以下のことが起こる可能性があります。
瘢痕、ケロイド 炎症後色素脱失 発赤、水疱、腫脹、テープかぶれ、湿疹。肝斑の悪化(診察でチェックします)

費用
1cm2あたり 1万円(税別)

期間 回数

数回かかる場合、消えない場合も考えられます。レーザー10日後、2ヶ月後に受診があります。はじめは一部を試し打ちし、数ヶ月たって問題ないことを確認した上で残りの治療を行います。7-9月は紫外線があるため、行っておりません。