しもやけ (凍瘡)
- • しもやけ(凍瘡)は、寒暖差によって末梢の血流障害が起こることで発症する皮膚炎です。
- • 赤み、腫れ、かゆみ、痛みが主な症状で、重症化すると水疱や潰瘍を伴うこともあります。
- • ビタミンEやぽかぽかするぬり薬、ステロイド外用薬のほか、漢方薬を用いた体質改善など、症状に合わせた日本皮膚科学会認定皮膚科専門医による専門的な診断、治療が有効です。

しもやけ



かなり冷たいものでダメージを受けると、しもやけ(凍瘡)でなく、凍傷になります。

当院のある北九州エリア(北九州市八幡西区、若松区、遠賀町、岡垣町、水巻町、芦屋町、中間市)は、冬になると玄界灘や響灘からの冷たい海風が吹き込み、皿倉山など山間部からの吹き下ろしの影響で、体感温度がぐっと下がる日が多くなります。また、日中と朝晩の寒暖差が激しいという気候特性があります。
実は、「しもやけ(凍瘡:とうそう)」は、真冬の極寒の時期よりも、1日の気温差が10℃以上になる初冬や早春に発症しやすいという特徴があります。まさに、北九州の冬から春にかけての気候は、しもやけのリスクが高い環境と言えるのです。
手足の冷えや赤み、かゆみでお悩みの方は、「たかがしもやけ」と放置せず、ぜひ一度ひびきの皮ふ科にご相談ください。皮膚科専門医の視点から、症状を的確に診断し、最適な治療を提供いたします。
しもやけは、医学用語で「凍瘡(とうそう)」と呼ばれます。寒冷刺激に対する血管の反応異常が原因で起こる末梢の循環障害です。
しもやけは、触ると冷たく、寒いところから暖かい部屋に入ると急に赤くはれたり、暖かくなったりかゆみ、痛みが出ることもあります。動脈も静脈も寒くなると縮んで熱を逃がさないようにする生体反応がありますが、暖かい場所に来ると動脈のほうが先に拡張して戻り、静脈だけ縮んだままなので、血流がうっ滞し、周囲に体液が広がるために腫れ、うっ滞するために色が黒い赤色になります。これがしもやけのメカニズムです。
しもやけの症状は、大きく2つのタイプに分けられます。
大人で夏になっても治らない場合や、全身の関節痛などを伴う場合は、「膠原病(全身性エリテマトーデスやシェーグレン症候群など)」による血流障害の可能性があります。動脈が詰まる病気 全身性エリテマトーデス 混合性結合組織病 手湿疹 接触皮膚炎 強皮症 その他 の場合もあります。このような病気は皮膚科専門医でなければ区別できませんので、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医による鑑別診断が必要です。
当院では、症状の重症度に合わせて、外用薬と内服薬を組み合わせた段階的な治療を行います。
当院で処方することの多いお薬の比較表です。患者様の症状に合わせて最適なものを選択します。
しもやけは、お薬による治療だけでなく、日常生活でのケアが非常に重要です。特に北九州の環境に合わせた対策を取り入れましょう。
ひびきの皮ふ科では、北九州地域にお住まいの皆様の皮膚の健康をサポートいたします。しもやけのつらい症状でお悩みの方は、どうぞお気軽にご来院ください。