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できもの(腫瘍)

できもの(腫瘍)|北九州市八幡西区学研都市ひびきの、本城学研台の皮膚科専門医による皮膚科、アレルギー科。

できもの(腫瘍)

 
 
専門医が解説

皮膚の「できもの(腫瘍)」に関するポイント

1
良性・悪性の鑑別が最重要
「ただのほくろ」と思っていても悪性腫瘍(皮膚がん)が隠れているケースがあり、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医の正確な診断が不可欠です。
2
症状に合わせた適切な治療法
粉瘤(ふんりゅう)、脂肪腫、いぼなど、種類に応じた日帰り手術や液体窒素療法、適切な外用薬・内服薬による治療を行います。

良性腫瘍と、悪性腫瘍(皮膚癌)があります。

できもの(腫瘍)

有棘細胞癌

皮膚の癌の代表的なものの一つ。赤く盛り上がっています。手術で治療します

有棘細胞癌

有棘細胞癌 皮膚癌の一種 の写真

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ボーエン病

境界明瞭な赤みのある癌です。早期癌になります。この場合転移していることはほとんどありませんので、治療をすればほぼ完治します。このように湿疹に見えるものでも皮膚科専門医は区別して診断ができます。皮膚科専門医以外の医師には湿疹にしか見えないでしょう。ですから湿疹であっても皮膚科専門医の受診が必要なのです。

ボーエン病

ボーエン病

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日光角化症

赤みの上にガサガサがあります。角のようになることもあります。早期の有棘細胞癌ですが、癌の前段階のようなものでもあり、これから進行癌になるには数年はかかるのが普通です。早いうちに治療すればよいです。これも皮膚科以外の医師には湿疹にしか見えないでしょう。皮膚科専門医の受診が必要です。

日光角化症

日光角化症

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軟性線維腫

年齢による良性腫瘍です。手術して取ります。

軟性線維腫

軟性線維腫

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脂肪腫

脂肪が増えた良性腫瘍です。手術でとります。

脂肪腫

脂肪腫

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基底細胞癌

黒みがあり、不均一に分布しています。

下の例は赤みもあるので、皮膚科以外では湿疹として治療される可能性があります。湿疹であっても皮膚科専門医の受診が必要です。この例では形も多角形でいびつなところが癌を疑わせる特徴の一つです。手術でとります。

基底細胞癌

基底細胞癌

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北九州の皮膚科専門医が解説
北九州市で「できもの(皮膚腫瘍)」にお悩みの方へ

「急に皮膚にふくらみができた」「昔からあるほくろが大きくなってきた」「触るとしこりがあり、痛みを伴う」

このような症状でお悩みではありませんか?皮膚の「できもの(腫瘍)」には、粉瘤(ふんりゅう)や脂肪腫といった良性のものから、基底細胞がんや悪性黒色腫(メラノーマ)といった悪性のものまで、非常に多くの種類が存在します。

当院のある北九州エリア(北九州市八幡西区、若松区、遠賀町、岡垣町、水巻町、芦屋町、中間市)をはじめ、地域にお住まいの皆様の皮膚の健康を守るため、「ひびきの皮ふ科」では日本皮膚科学会認定皮膚科専門医の観点から、正確な診断と負担の少ない治療を提供しています。自己判断で放置したり潰したりせず、まずは当院へご相談ください。

皮膚のできもの:主な種類と症状・原因

皮膚のできものは、その発生原因や組織によって多岐にわたります。代表的な疾患を解説します。

1

粉瘤(ふんりゅう / アテローム)

  • 症状:皮膚の下に袋状の構造ができ、中に垢が溜まる良性腫瘍です。中央に黒い点(開口部)が見えることが多く、独特の臭いがあります。油がたまったと言われることが多いです。
  • 原因:体質や毛穴の詰まり、外傷などが原因とされています。
  • 注意点:放置すると徐々に大きくなり、炎症を起こすと「化膿性粉瘤」となり、赤く腫れ上がり激しい痛みを伴います。破れて大量の膿が出ることもあります。
2

母斑細胞母斑(ほくろ)

  • 症状:メラノサイトが局所で増殖した良性の腫瘍です。平らなものから盛り上がったものまで様々です。ほとんどの人が持っています。
  • 注意点:急激に大きくなる、形がいびつ、境界がぼやけている、出血するなどの場合は、悪性黒色腫の可能性を除外するための日本皮膚科学会認定皮膚科専門医での専門的な検査が必要です。
3

脂漏性角化症(老人性いぼ)

  • 症状:顔や頭部、体幹にできる褐色〜黒色の盛り上がったできものです。表面がザラザラしているのが特徴です。
  • 原因:主な原因は加齢と紫外線(UV)の蓄積です。
4

脂肪腫

  • 症状:皮下脂肪が増殖してできた良性腫瘍で、柔らかく、ドーム状に盛り上がります。痛みは通常ありません。1cmのものから、10cmのものなどまであります。
  • 原因:明確な原因は解明されていません。

治療法と処方薬の比較表

できものの種類や状態によって、手術、凍結療法、薬物療法を適切に選択します。

治療法・処方薬 主な適応疾患 治療の目的・特徴 専門医からのポイント
外科的切除(日帰り手術。当院) 粉瘤、脂肪腫、大きなほくろ メスで腫瘍の根元(袋ごと)から完全に取り除く。再発率が最も低い。 局所麻酔を使用し痛みを最小限に抑えます。摘出した組織は病理検査に提出し、悪性でないかを確定させます。
液体窒素療法(凍結療法) ウイルス性いぼ、脂漏性角化症 超低温の液体窒素で冷やして、異常な組織を壊死させて脱落させる。 複数回の通院が必要になる場合が多いです。
抗生物質(内服・外用) 炎症性粉瘤、化膿したおでき 細菌の増殖を抑え、炎症や痛みを鎮める。(※根本的な腫瘍の除去ではない) 腫れが強い場合は、まず抗生物質で炎症を落ち着かせてから、半年後に手術をご提案します。

できもの治療・日帰り手術のステップ

ひびきの皮ふ科では、患者様の不安を取り除くため、スムーズで分かりやすい治療を心がけています。

STEP 1

診察と診断(皮膚生検、ダーモスコピー検査等)

▶ 専門医が視診などを行い、必要があれば専用の拡大鏡や、皮膚生検で悪性度をチェックします。

STEP 2

治療方針の決定とご説明

▶ 手術が必要か、お薬で様子を見るかをご提案。術後の注意点をご説明します。

STEP 3

日帰り手術・処置(当院で)

▶ 局所麻酔を行い、痛みに配慮しながら迅速に腫瘍を摘出・縫合します。

(※処置時間は疾患により15分〜90分程度)

STEP 4

病理組織検査

▶ 切除した「できもの」を専門機関に送り、細胞レベルで確定診断を行います。

STEP 5

抜糸・結果説明(約1〜2週間後)

▶ 傷口の確認と抜糸を実施。病理検査の結果をお伝えし、完了です。精密検査の場合3週間以上かかることがあります。

よくあるご質問(Q&A)

Q1. 痛くない「できもの」ですが、受診したほうがいいですか?
A. はい、受診をおすすめします。痛みがない場合でも、徐々に大きくなる粉瘤や、痛みを伴わない悪性腫瘍(皮膚がん)の可能性もあります。早期に皮膚科専門医が診断することで、安心に繋がります。
Q2. ほくろや粉瘤の手術は痛いですか?
A. 手術前に細い針を使用して局所麻酔を行います。麻酔液を注入する際にチクッとした痛みはありますが、麻酔が効けば手術中の痛みはほとんどありませんのでご安心ください。
Q3. できものが悪性かどうか、見た目でわかりますか?
A. 皮膚科専門医であれば、ダーモスコピーという特殊な拡大鏡を用いることで、かなりの確率で良性・悪性の推測が可能ですが、100%ではありません。確実な検査には、切除後の病理組織検査が必要となります。
Q4. 粉瘤らしきものがあります。自分で潰して中の白いものを出してもいいですか?
A. 絶対にやめてください。ご自身で潰すと、袋の一部が体内に残り再発するだけでなく、炎症が起こり「化膿性粉瘤」となって激しく腫れ上がる原因になります。
Q5. 日帰り手術の当日は、お風呂に入れますか?
A. 手術当日の入浴(湯船に浸かること)と激しい運動や飲酒は、出血のリスクを高めるためお控えいただいています。翌日からは、患部をシャワーで優しく洗い流すことが可能です。
Q6. 北九州の夏は蒸し暑いですが、術後は化膿しやすいですか?
A. 高温多湿な環境は細菌が繁殖しやすいため、適切なケアが必要です。7,8月は気温が40度近くなるなど術後感染を起こしやすいので、手術を当院では行いません。当院では術後に抗生物質を処方し、ご自宅での正しい処置方法をご指導いたします。
Q7. 治療費はどれくらいかかりますか?
A. 腫瘍(粉瘤、脂肪腫など)に対する診療や手術は、健康保険が適用されます。腫瘍の大きさや部位、行う手術の術式によって異なりますが、3割負担の場合、顔、頚部、頭部、前腕、下腿、足、手で2cm未満で手術代は1万円程度になることが多いです。
Q8. 手術後、傷跡は残りますか?
A. メスを入れる以上、完全に無傷にすることはできませんが、キズが残りにくいような切開線をデザインしたり、形成外科的な技術を用いる場合もあり、可能な限り傷跡が目立たなくなるよう細心の注意を払って手術を行います。

気になる「できもの」がございましたら、大きくなったり化膿したりする前に、ぜひ一度当院へご相談ください。地域の皆様に信頼される「かかりつけ皮膚科」として、サポートさせていただきます。

執筆 ひびきの皮ふ科院長 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医 小南賢吉郎 2026年3月8日

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