毛周期(もうしゅうき)と医療脱毛の照射間隔

医療レーザー脱毛は、「毛が生え変わるリズム=毛周期(もうしゅうき) 」に合わせて進めることで、効果を得やすくなります。
ここでは、毛周期の仕組みと、施術間隔・回数の考え方ををわかりやすく解説します。
毛周期とは?(毛が生え変わる3つの段階)
毛はずっと同じ状態ではなく、次の3段階を繰り返しながら生え変わります。
- 成長期:毛が太く伸びる時期
- 退行期:毛の成長が止まり、毛根とのつながりが弱まる時期
- 休止期:毛が抜け落ち、次の毛が準備される時期
この毛周期は、部位(顔・体・VIOなど)や個人差によって長さが異なります。

医療脱毛は「成長期の毛」に反応しやすい
医療レーザー脱毛は、毛に含まれるメラニン(色)や、毛を作る組織へ熱を伝えることで効果を狙います。
このとき、毛根とつながりが強い“成長期”の毛は反応しやすい一方で、退行期〜休止期の毛は効果がありません。
なぜ1回で終わらないの?(複数回が必要な理由)
皮膚の中では、成長期・退行期・休止期の毛が同時に混在しています。
そのため、1回の施術で反応しやすい毛は一部で、照射の回数を重ねながら、成長期に入ってくる毛を順番に捉えていく必要があります。
ポイント
- 「今見えている毛」=すべてが成長期とは限りません
- 照射間隔を詰めすぎても、休止期の毛には反応しにくい場合があります
- 適切な間隔で続けることで、自己処理が楽になっていきます
照射間隔の目安(部位によって違います)
一般的に医療脱毛は、約1.5〜2か月程度の間隔で行うことが多いです。
ただし毛周期は部位ごとに異なるため、当院では肌状態・毛質・生活(紫外線状況など)も踏まえて間隔を調整します。
部位別の“目安”
- 顔(口まわり・あご等)
- 約4〜6週
- ワキ
- 約6〜8週
- 腕・脚
- 約6〜10週
- VIO
- 約6〜10週
※上記はあくまで目安です。毛の濃さ、ホルモンバランス、自己処理の頻度、肌質(刺激に弱い・乾燥しやすい等)で前後します。
回数の目安(どれくらい通う?)
満足度の目安は「毛量をどこまで減らしたいか」で変わります。
- 自己処理をかなり楽にしたい
複数回(継続が必要) - つるつるに近づけたい
さらに回数が必要になることがあります - 部位差
VIOや顔などは、体より回数が増える傾向があります
※毛量・毛質・肌色・照射部位により個人差があります。まずは診察・カウンセリングでゴールを一緒に決めましょう。
施術前後の注意点(毛周期に関係するポイント)
- 自己処理は「剃毛」が基本
毛抜きやワックスで抜いてしまうと、毛根がなくなりレーザーが反応しにくくなります。
自己処理は電気シェーバー等で剃るのがおすすめです(詳しくは当院の案内に従ってください)。 - 日焼けは避けましょう
日焼けした肌は刺激を受けやすく、照射出力の調整が必要になったり、施術を延期することがあります。
外出時は紫外線対策をお願いします。
よくある質問(FAQ)
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施術後に毛が「抜ける」のはいつ?
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個人差がありますが、照射後しばらくしてから、反応した毛が自然に抜け落ちていくことがあります。無理に引っ張らず、保湿をしながら経過を見てください。
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間隔を短くすれば早く終わりますか?
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短くしすぎると、成長期の毛が十分に増えておらず、効率が上がりにくい場合があります。適切なタイミングで続けることが大切です。
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毛周期は途中で変わりますか?
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体調・ホルモンバランス・加齢などで毛の生え方が変化することがあります。経過に合わせて照射間隔や出力を調整します。
医療脱毛をご希望の方へ(当院のご案内)
毛周期や肌状態を確認しながら、無理のないペースで施術計画をご提案します。
気になる部位、自己処理の負担、肌トラブル(毛嚢炎・色素沈着など)がある方も、まずはご相談ください。
※医療脱毛は自由診療です。
※効果には個人差があります。肌質・毛質・体質・内服薬・日焼け状況等により、回数や間隔が変わることがあります。
※施術には赤み、腫れ、ひりつき、毛嚢炎、熱傷、色素沈着などのリスクが伴う場合があります。気になる症状があれば受診してください。