A. 散布疹がない帯状疱疹自体が大人にうつることはほとんどありません。しかし、水ぶくれの中にはウイルスがいるため、水疱瘡のワクチンを打っていなかったり、水ぼうそうにかかったことがない乳幼児には「水ぼうそう」として感染する可能性があります。
Q2. 一度かかったら、もう二度とかかりませんか?(再発しますか?)
A. 以前は一生に一度と言われていましたが、数%の割合で再発する方がいらっしゃいます。過度なストレスや加齢により免疫力が著しく低下すると、再び発症することがあります。当院には3回目に再発した方も来られます。
Q3. 治療薬はいつまで飲めばいいですか?
A. 抗ウイルス薬は、通常「7日間」飲みきることが基本です。途中で痛みが引いたり発疹が消えたりしても、体内にウイルスが残っている可能性があるため、自己判断で勝手にやめず、処方された分は必ず最後まで飲みきってください。鎮痛剤は数週間続くことが多いですが、経過によります。
Q4. 痛み止めが効かないのですが、どうすればいいですか?
A. 帯状疱疹の痛みは通常の鎮痛薬(アセトアミノフェン等)では効きにくい「神経の痛み」が混ざっていることが多いです。その場合、神経の痛みに特化したお薬(プレガバリン等)を追加・変更する必要がありますので、我慢せずに早めにご相談ください。
Q5. 帯状疱疹の予防ワクチンはありますか?
A. はい、50歳以上の方を対象とした予防ワクチンがあります。効果が長く続き予防効果も高い「不活化ワクチン(シングリックス)」と、従来からある「生ワクチン」の2種類があります。当院でも接種可能ですので、詳しくは帯状疱疹ワクチンの別ページをご覧ください。
Q6. 患部にガーゼを貼ってもいいですか?
A. 衣服が擦れて痛い場合や、水ぶくれが破れてジュクジュクしている場合は、清潔なガーゼで優しく保護してください。
Q8. 運動はしてもいいですか?
A. 発疹や痛みがある急性期は、通勤はしても良いですが、激しい運動は避けて安静にしてください。体が疲労するとウイルスの増殖を助けてしまいます。しかし、散布疹がある場合は入院も考慮となりますので、まずは受診をされてください。
Q9. 北九州市で帯状疱疹のワクチン費用助成はありますか?
A. 自治体によって助成制度の有無や条件が異なります。北九州市の最新の助成状況については、北九州市の公式ホームページ等をご参照ください。執筆現在2026年3月20日では、助成があり、対象の方には手紙が市から来るようです。
Q10. どのような症状が出たら、すぐに受診すべきですか?
A. 体の片側だけのピリピリとした痛み、そして赤い発疹や水ぶくれが出た場合は、発症から早期の受診を強く推奨します。早いほうがウイルスの増殖を抑えられるからです。また、顔面(特に目の周り)や耳の周りに発疹が出た場合は、視力障害や難聴、顔面神経麻痺などの重篤な合併症を引き起こす恐れがあるため、緊急性が高いです。