MENU

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹ワクチン|北九州市八幡西区学研都市ひびきの、本城学研台の皮膚科専門医による皮膚科、アレルギー科。

帯状疱疹の予防接種について

(北九州市など)

帯状疱疹のイメージ

令和7年4月1日より、北九州市では50歳以上の市民を対象に帯状疱疹予防接種(ワクチン)が始まりました。

帯状疱疹とは?

帯状疱疹皮膚の状態

 帯状疱疹は、過去水ぼうそうにかかった際に体内に潜伏したウイルスが活性化し、主に体の片側にピリピリチクチクする痛みを伴う水ぶくれ、赤み、ブツブツが現れる病気です。子供から高齢者まで各年代に見られますが、50才以上に発症が多く、80才までに3人に1人が発症すると言われています。 重症化すると、入院することもありますし、痛み発熱も強いこともあります。そのため、仕事に支障を来すこともあります。発疹が治まった後も3ヶ月以上長く痛みが続く「帯状疱疹後神経痛(PHN)」が起こることもあり、これも強い痛みに悩まされるかたもおられます。ワクチンで予防しましょう。

帯状疱疹ワクチンの種類

種類 生ワクチン(ビケン) 組換えワクチン(シングリックス)
接種方法 皮下注射1回 筋肉注射2回(2か月間隔)
予防効果 約5年 約9年
対象年齢 50歳以上 50歳以上
副反応の特徴 比較的少なめ 痛みや筋肉痛が出やすい

※シングリックスは、初回から2か月後に2回目を接種します(最大6か月まで延長可能)。3月31日までに2回目の予防接種が終了する必要があるので、1回目を1月末までに接種してください。

副反応について

頻度 生ワクチン シングリックス
70%以上 なし 接種部位の痛み
30%以上 発赤 発赤、筋肉痛、疲労
10%以上 かゆみ、熱感、はれ、痛みなど 頭痛、腫脹、悪寒、発熱、胃腸症状

※まれにアナフィラキシーなど重度のアレルギー反応もあります。

接種できない方・医師へ相談が必要な方

接種を受けられない方

接種を受けられない方
  • 37.5℃以上の発熱がある方
  • 重い急性疾患の方
  • 過去にワクチンでアナフィラキシー(ひどいアレルギー)を起こした方

医師に相談すべき方

医師に相談すべき方
  • 病気や治療によって免疫力が低下している方
  • 他のワクチンや薬剤でアレルギー歴がある方
  • 妊娠中、または妊娠の可能性がある方

接種後の注意点

  • 激しい運動や入浴はよろしいですが、こすらないようにしましょう。
  • 異常があれば早めに医師に相談

窓口負担金

(北九州市 帯状疱疹予防接種事業対象者の場合)

種類 料金
ビケン(生ワクチン) 4,600円
シングリックス(組換えワクチン) 1回11,000円

(2回で22,000円)

北九州市以外の近隣の市区町村も受け入れ可能な場合があります。自治体により助成額が異なる可能性があります。

(帯状疱疹予防接種事業対象者ではない場合)

種類 料金
ビケン(生ワクチン) 8,860円
シングリックス(組換えワクチン) 1回22,060円

(2回で44,120円)

 

救済制度について

帯状疱疹ワクチン

予防接種法に基づく救済制度

国の審査会の判断によりワクチン接種による健康被害が認められた場合、医療費や障害年金等の補償を受けられます。

任意接種による救済制度(PMDA)

お問い合わせ(北九州市内)

連絡先
門司区役所 093-331-1888
小倉北区役所 093-582-3440
小倉南区役所 093-951-4125
若松区役所 093-761-5327
八幡東区役所 093-671-6881
八幡西区役所 093-642-1444
戸畑区役所 093-871-2331
保健福祉局 健康推進課 093-582-2090

ご不明な点があれば、お気軽に当院または各区の保健福祉相談窓口までご相談ください。
詳しくは、問診票と一緒にある説明書をご覧ください。

接種の流れ

1,電話で予約
電話で予約し、後日接種となります。(ワクチンを取り寄せるため)
2,受付
接種日時は受付時間内です。
3,診察
既往歴・服薬状況・副作用リスクなどを医師が確認します。
4,接種
接種後は15分間、待合室で待機していただきます。会計後も待合室でお待ちください。

持ってきていただくもの

1,予診票
届いている方のみ
2,減免書類
ある方のみ(例:生活保護カード、手帳)

ご来院前に確認していただくもの
持ってらっしゃる方は記入をお願いします。ホームページの内容は簡易的なものなので下記のものが正式です。
必ずご確認ください。)

よくあるご質問(FAQ)

50歳未満でも接種できますか?

免疫抑制治療中など主治医が必要と判断した場合は可能です。その病気の主治医に聞かれておこしください。自費になります。

副反応は?

注射部位の痛み・発熱が1〜3日程度など。重篤な副反応は非常に稀です。

保険診察と同じ日にワクチンできますか。

別の日にお願いします。

生ワクチンとシングリックス、どちらを選ぶべき?

免疫が低下している方はシングリックス®を接種します。効果が高いのはシングリックスです。

 

 

帯状疱疹ワクチンに

関連するページ

保険順番受付 24時間しみ
カウンセリング予約受付
24時間医療脱毛
カウンセリング予約受付