TELマスクかぶれ
(マスク皮膚炎)
コロナが流行してから、マスクの下に赤み、かゆみが出て、当院に来られる人が多くなりました。マスクをするたびに悪化するかどうかを見ると良いでしょう。マスクでかぶれると言っても、コロナウイルスにかかって命に影響があるよりはまだいいので、マスクをするほうが優先されることも多いでしょう。
マスクの種類を変えたりして、良くなるか見ます。不織布マスクの種類、布マスクの種類、不織布マスクの下にガーゼをはさむなどいろいろ試していただきます
皮膚の病気は1000種類以上あり、皮膚科専門医でなければ区別できませんので皮膚科専門医を受診しましょう。
区別する病気：
接触皮膚炎(花粉皮膚炎 化粧、あせも、シェービングクリーム 他多数）。にきび、顔面白癬(水虫) 酒さ しゅさ性ざ瘡 悪性リンパ腫 菌状息肉症(皮膚癌の一種） 乾燥性湿疹 アトピー性皮膚炎 尋常性乾癬 類乾癬 他多数
治療
炎症を抑える塗り薬で抑えていきます。ひっかくと湿疹ができたり、悪化するためかゆみ止めの飲み薬を処方することがあります。皮膚の病気にももちろん程度があります。軽症から重症まであり、程度に合わせて皮膚科専門医であればコントロールして薬を調節できます。また、薬は人によって合わない人もおられますので、その場合も数多くの薬がありますので、皮膚科専門医であれば、変更したり、追加したり選択して対応することができます。