いぼ (脂漏性角化症)


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年齢によるものです。「老人性いぼ」とも言われますが、これは医学的な名称であり、老人でなくても20代でも出ます。もっと早く出ることもあります。シミが盛り上がったものです。黒、褐色で、少し隆起のあるものも、かなり盛り上がってドーム状になったり、腫瘤状、ボタン状になるものもあります。3mmくらいから2cm大など、大きさは様々です。少ない人では一つですが、多い人は数十個もできます。 ときに赤くなってかゆくなることもあります。この場合はいぼを取らないと軟膏程度では根本的な原因の除去にはなりません。ほくろの癌(悪性黒色腫)、基底細胞癌、赤くなった場合は有棘細胞癌、無色素性悪性黒色腫など各種癌と区別することが大切です。ダーマスコピーで拡大などして鑑別をします。他にも似たような癌(基底細胞癌など)はあります。皮膚科専門医でなければ区別できませんので、気になる人は皮膚科専門医で相談をおすすめします。皮膚科専門医でも癌か区別がつかない場合は顕微鏡検査をする場合もあります。顔にできることが多く、顔のいぼと言っている人もいるようです。しかし、胸、背中、お腹、手足などどこでもできます。
治療
空気をマイナス196度にした液体窒素などでなくすこともできます。大きさによりますが、3mm程度なら3回通院程度でとれます(当然人によって異なりしてみないとわかりませんが目安として、早いと、1回、長いと6回程度です。)。1cmなど大きければ、16回くらいかかりますが、1回でなおることも、30回かかることもあり、これも施術してみないと、そのいぼによって異なります。 4歳の子供でもうけていますので、その程度の痛みはあります。保険適用です。